統合失調症24 - 2018.08.07 Tuesday -
いきなり外郎だぁりんのお弁当画像からです↑
夏バテ防止のうなぎ弁当でしたが・・・今、彼は夏風邪ひいてます
◎このお題『統合失調症』を書き始めたのは、まだ雪降る寒い頃(2月)でした!
あの頃は今年の夏がこれほど異常に暑い記録的な猛暑になるとは思ってもいなかった
そして、まさかこれほど長くこの同じお題で書き続けるとも思ってもいなかったです
先は読めないってことですね
さてさて、気が済むまで書ききる予定ですがクライマックスは過ぎました!!!
(※クライマックスは、やはり『ICU占拠事件』でしたので)
このシリーズを読んで下さってる奇特なみなさま〜
もうすこしお付き合い下さいませ〜〜〜
『統合失調症23』は、こちら
つづきです!
◎妹の運転で、助手席には母、後部座席に私と弟が座り転院先の病院に大急ぎで
向かいました!!! 20〜30分ほどで着く予定ですが・・・、正直病院に着きちゃんと
転院(入院手続き)するまで、私も母も妹もまだ安心はできなかったです
やはり前日のあの『ICU占拠事件』があったばかりなので・・・
もしこの車の中で何かの拍子に弟があんな状態になったらどうしよう!?
そんな気鬱を抱えながらでしたが、無事予定通りの時間(診察が間に合う)に着きました!
すると、、、
弟は、勝手知ったる様子で・・・スタスタスタと受付に歩いて行き
そして診察室前の待合スペースに先に一人歩いていきました!!!
その後を追うように私と妹と母がついていきます
母がこっそり私に、「あのこ・・・(前の病院の時と)全然違うなぁ〜」と。。。
私「うんうん、ほんま、ほんま〜・・・全然違うわ〜やっぱり慣れてるんやなぁ〜」
ほどなく呼ばれて、診察室に弟と私達3人も一緒にゾロゾロと入りました!!!
一瞬、主治医は驚いた表情になりました!?
でしょうねぇ〜・・・イキナリ4人で入ってきたからねぇ〜・・・
◎主治医と向かい合う椅子に弟が座り、その背後に私達三人はパイプ椅子をお借りして
座りました!そして主治医が弟に穏やかな優しい口調で聞きました!「○○さん(弟)
どうされました?前回受診の時は特に何もおっしゃってなかったけど何かありました?」
弟「・・・・・・・・・・・・」
主治医「今回、薬をこれだけまとめて飲むのは、何か嫌なことがあったんですか?」
弟「う〜ん、・・・別にありません!」
私・妹・母・・・・・・・・絶句!!!
主治医「う〜ん、何もないのに薬をまとめて飲んだんですか?」
弟「・・・はい!」
いやいやいやいや〜〜〜!!!!ちょっとちょっと〜〜〜!!!アカンで〜〜〜
できるだけ弟が自分で話すようにと思い口出ししないようにしていましたが、、、
私「あっ・・・、いや、先生!弟が救急車で運ばれてICUに入院中に聞いたんですが
少し人間関係でいろいろあったみたいです。同じ作業所に通う人とか職員の方とか。」
主治医「そうなんですか?」
弟「・・・・・・・・・・」
妹「お兄ちゃん、ゆうてたやん!嫌なことあったって!」
母「あんた・・・何で先生にちゃんといわへんねん!!!」
今から思えば。。。
27歳の時弟が初めて強制入院(医療保護入院)した時の主治医が一番いい先生でした!
その後51歳までの24年間で、主治医は何度か変わっています。
※父永眠から半年後、13年半ぶりにこの病院にまた入院した時の事はこのブログで
(『統合失調症3』 と 『統合失調症4』)で詳しく書きましたが、この時の主治医
は3人目で、2年程前よりまた変わっているので現在は4人目の主治医です。
(母は最初の主治医を知っていますが、私と妹は3番目と今回の4番目の主治医だけです)
一番最初の主治医のことはよく父から聞いていました!
「すごく熱心な先生で、○○(弟)も先生にはよぉ〜しゃべるわ!」って。。。
実際弟からも「○○先生(最初の主治医)が一番話しやすかったな!」と聞いてました。
そして、2番目の先生になった時・・・
「やっぱり前の先生の方がもっといろいろしゃべりやすかった!」と弟は残念そうで、
更に3番目の先生(私たちも12年前に家族相談で会っている)になったときには・・・
「ほとんど自分からはしゃべららへん!無口な先生や!」と言い(確かに無口な感じ)
現在の4番目の先生のことは「キーボード入力がすごく早い!」と言っていました
カチャカチャカチャ・・・・・カチャカチャカチャ・・・カチャカチャカチャ・・・
確かに弟の言っていた通りでした!
今目の間で恐ろしいほどの速さでキーボード入力されている。。。
えっとぉ〜・・・・
私は最初の2人の主治医は会っていないので比較しにくいのですが、3番目の無口な主治医は
確かに口数は多くはないのですが弟の話を聞こうとしていました!でも今の4番目の主治医は
う〜〜ん、ちょっとアカン感じがしました!!! 確かに、口調も優しいし穏やかな感じですが・・・
ええい!もうハッキリ言っちゃいます!!!
弟に向き合って
いないのです!!!
実がないのです!!!
(もしくは、そう感じるのです)
なんというか、、、
そんな質問の仕方で弟が素直に実はこうこうこうで〜と気持ちを話すかな?
そんな通り一遍というか、上っ面のような表面的な、とりあえず聞いてます的な感じで
専門家は聞くのか??? 私達家族でも・・・いや、家族だからこそなのか?もう少し
違う聞き方というか接し方をしてるのに、、、少なくとも今回救急車で運ばれてからの
1週間は夜勤もしていたので弟と一緒に居る時間が長く濃密だったので、主治医の接し方
がすごく薄っぺらいものに感じてしまいしました。先生、そんな聞き方やったら私でも
話さへんで〜と心の中で想っていました。多分、この濃密な1週間がなかったらそれほど
主治医に対して違和感を感じなかったかもしれません。。。まぁ〜こんなもんかぁ〜と。
先生、パソコンでなくもう少し弟に向き合って!!!
弟はあなたに心開いていませんよ!!!
そんな風に感じながらも・・・
自分達も人の事いえないなぁ〜とも同時に感じていました
自分たち家族も弟の気持ちが全然分かっていませんでした!!!いや・・・
今でも正直分かってないと思います。ただ今回はじっくりと弟と向き合ったのです。
だから、主治医ならもう少し弟に向き合って欲しいのです。それが弟に伝わります!
◎ひとつ、主治医は良い提案をしてくれました
訪問看護師の手配です
あと、前の病院(ICU)で腎臓に負担がある薬と聞いたのでその旨を伝えると。。。
現在処方されている薬も見直して下さることになりました!!!
私たち家族も弟から主治医が変わったと聞いてはいたのですが・・・
それまでは2週間に1回の受診だったのが4週間に1回の受診に変わったと聞いてはいた
のですが・・・ 特に家族相談などはしていなくて、それで大丈夫なのだろうと思って
いました。よく考えると、弟は薬のかため飲み(まとめ飲み)は以前からちょくちょく
していて、5日間だったけど父永眠から半年後には入院もしていたのだから・・・4週間
ごとの受診になれば4週間分の薬を手元に持ってることです!!!うかつでした!!!
多分ですが、、、
この主治医が特別悪いわけではないのかもしれません
熱心ではない感じはしますが、こういう感じの精神科医が多いような気がします
主治医の診察が終わると入院手続きです
主治医は、「今回は医療保護入院(強制入院)で1ヶ月予定です」と弟や私達家族に
伝えると、すぐに入院病棟から担当の男性看護師さんがやってこられました!!!
その男性看護師さんの案内で、外来病棟から入院病棟に行くとき。。。
弟は何の抵抗もなく素直についていきます!男性看護師さんと弟はスタスタと歩いて
いくので、妹に先に行っててと伝えて私はゆっくり歩行器で歩く母に付き添って遅れて
行くことにしました。
後で妹と。。。
すごく素直についていったなぁ〜〜〜
まるでドナドナやったなぁ〜〜〜
前の病院での弟からは考えられない感じで・・・正直びっくりでした!!!
もう24年お世話になっていて、2回入院してるから、慣れてて安心してるのかな???
こうして弟は無事転院しました
つづく
- 2018.08.07 Tuesday
- 〜弟の統合失調症〜
- 12:23
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- by asako